諸子百家

東周の前半にあたる春秋時代(前770年~前403年)から、戦国時代(前403年~前221年)にかけて、周王朝が滅び、周辺諸侯が強大化し、覇権争いが激しくなった。春秋時代には200ほどあった国が次第に併合され、『戦国の七雄』と呼ばれる、燕、斉、韓、魏、趙、楚、秦の7つの有力国家に統合されました。※春秋戦国を参照

このような激動の時代の中で、古い秩序が崩壊し、新たな秩序・思想が求められ、諸侯も有能な人材を求めたため、多くの思想家や学者が現れ、多くの書物が書かれました。これらを総称して『諸子百家』と呼びます。以下は主な学派です。

儒家 孔子 中国古代の思想家で、儒家の祖。仁と礼を重視し徳治政治をめざしました。
孟子 孔子の後継者です。性善説を主張しました。
荀子 戦国末期の儒家で、法家の元祖。性悪説を主張しました。
道家 老子 中国古代の思想家で、道家の祖です。
荘子 道家の代表、老子の後継者です。
法家 商鞅 法治主義を主張しました。
韓非 荀子に学び、商鞅の法思想を大成しました。
李斯 荀子に学び、秦の始皇帝に仕えました。
兵家 孫子 用兵・戦術、内政と外交との関係について説きました。
呉子 孫子と並ぶ用兵家です。
墨家 墨子 兼愛、交利・非攻を主張しました。
縦横家 蘇秦 秦に対抗するため、東方6国の連合同盟を唱えました。
張儀 秦と東方6国がそれぞれ同盟を結ぶことを唱えました。
陰陽家 鄒衍 自然と社会の現象を陰陽二元の相反・相互依存によって説きました。
名家 公孫竜 概念と実体の関係を研究しました。
農家 許行 農業生産の重要性を主張しました。
※春秋の由来
孔子の生国である魯の国の前722年から前481年に至る歴史を書いた書物の名前『春 秋』からとったもので、書かれている時代が春秋時代と同じことから、この時代を春秋時代と呼びます。
※戦国の由来
『戦国策』という書物に書かれている時代、ということです。

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