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環渤海経済圏 |
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■外資進出誘致の重点地域 |
- 環渤海経済圏は中国政府から国有重工業企業改革のための近代化と外資誘致の重点地域として位置づけられている。
- とくに大連は日本企業、青島は韓国企業を通して製造業が発展しており、近年部品産業やIT産業にも力を入れている。
- 石油資源や金属資源が豊富で、原油生産量は全国の40%、鉄鉱石は全国の約25%。
- 人的資源の面では、労働者、技術者共に豊富で、人件費も安くなっている。
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■インフラ状況 |
- この地域の各省・市は港湾建設、道路建設が盛んで、高速道路の整備状況では、山東省が全国一位、遼寧省は全国七位となっている。
- 大連~煙台間の海峡縦断鉄道事業が完成(2005年予定)すれば、物流・貿易展開はますます便利になる。
- 港の数も全国で一番多い地域で、海上輸送の玄関口ともなっている。青島市は、青島港を北方国際海上輸送センターとして整備を進めている。
- 国際海運航路は日本の仕向港への定期船が多く、船会社の一環輸送サービスも充実している。国際航空航路は日本からの直行便は大連と青島向けがある。
- 物流関連企業は、日系企業が大連市内に12社、青島市内に5社ある。
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■今後の発展 |
- 中国重工業基地としての巻返しの見込み。
- 山東省の農業基地建設の促進。
- 立地のよい良港を通じたアジア市場への進出。
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