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中国株式市場の開放
人民元の資本項目はまだ開放されておらず、これが株式市場の対外開放、対内開放の大きな障壁となっているが、適格外国機関投資家(QFII)適格国内機関投資家(QDII)中国預託証券(CDR)などの形で、市場開放が進められている。
2004年8月現在、実現しているのはQFIIのみとなっている。
ただし、7月に外貨管理局の郭樹清・局長が中国の外貨市場改革の一つに海外企業の中国証券市場への上場を段階的に認めていく形で、CDRの導入を進めていることを明らかにしている。
■適格外国機関投資家(QFII)
QFII(Qualified Foreign Institutional Investors 適格外国機関投資家)による中国本土株(A株)の取扱や売買を可能にする制度。
  1. 投資信託委託会社:業務経験5年以上、直近の会計年度の資産運用総額が100億米ドル以上
  2. 保険会社と証券会社:業務経験30年以上、払い込み資本金10億米ドル以上、直近の会計年度の証券運用総額が100億米ドル以上
  3. 銀行:直近会計年度の総資産が世界100位以内で、証券運用総額が100億米ドル以上
となっており、相当の大手でなければ参入できない。
売買できるのはA株のほか国債、転換社債、社債、その他証券監視委員会が認可したもので、実際の資産管理と証券売買は、有価証券の保管業務を受託する銀行や証券会社に委託しなければいけない。
運用を開始した元本は、クローズドエンド型ファンドの場合は3年間、その他のファンドでは1年間経過しないと海外送金はできない。1度に送金できる額は元本の20%までで、次の送金までにクローズドエンド型ファンドは1カ月以上、その他のファンドは3カ月以上の間隔を空けなければならないなど、資金の持ちだしも厳しく制限されている。

●2004年8月10日現在のQFII
QFII 預託行 限度額(HKドル)
1:スイス銀行 シティバンク上海支店 6億
2:野村證券 シティバンク上海支店 5000万
3:シティグループ・グローバル・マーケッツ チャータード銀行上海支店 2億
4:モルガンスタンレー HSBC上海支店 3億
5:ゴールドマン・サックス HSBC上海支店 5000万
6:HSBC 中国建設銀行 1億
7:ドイツ銀行 シティバンク上海支店 2億
8:ING銀行 チャータード銀行上海支店 5000万
9:JPモルガン・チェース・バンク HSBC上海支店 5000万
10:クレディ・スイス・ファースト・ボストン 中国工商銀行 5000万
11:日興アセットマネジメント 交通銀行 5000万
12:チャータード銀行香港支店 中国銀行 7500万
13:ハンセン銀行 中国建設銀行 5000万
14:大和証券SMBC 中国工商銀行 5000万
15:メリルリンチ・インターナショナル HSBC上海支店 7500万
16:リーマン・ブラザーズ 農業銀行 -
17:ビル&メリンダ・ゲイツ基金 - -
18:インベスコ・アセット - -
■適格国内機関投資家(QDII)
外貨流出入の規制を行っている国で、当局が一部金融機関を指定し、その国の一般の人でも指定機関を通じて、海外の資本市場、特に株式市場の取引を行うことができるようするというシステム。
中国でこの制度が導入されれば、中国本土の投資家が、香港や日本などの国外の株式にも投資できるようになる。
現在、保険会社が保険資金を海外で運用する、という形でQDIIが実現する可能性が高く、中国最大の生保である「中国人寿保険(香港:2628)」や、中国第二の生保「中国平安保険(香港:2318)」がQDIIの資格取得を申請している。
■中国預託証券(CDR)
China Depository Receiptsの略で、「米国預託証券(ADR)」の中国版。
海外企業が中国域内で上場し、資金調達するための手段の一つで、中国の金融機関が海外企業の預託機関となり、企業は預託機関の海外信託銀行に株式を委託、委託された株式は預託機関により海外で代替証券(預託証券)として発行される。
中国では上場が認められていない外国企業でも、CDRを発行することによって間接的に中国本土での上場を果たすことが可能になる。