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| 民族名 |
トールン族 独龙 dú lóng |
| 人口 |
人口5816人。チベット系。 |
| 居住地域 |
雲南省西北部の怒江傈僳族自治州、貢山独龍族怒族自治県の独竜江流域の渓谷地帯に居住。 |
| 言語 |
漢・チベット語系チベット・ミャンマー語派に属する独龍語を使用。自民俗の文字はない。 |
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トールン(独龙)族は、かつては統一した名称がなく、居住地域周辺の名称をとって“独龍”、“迪麻”などと自称していた。
『大元一統志』に初めて独龍族の名称が現れ、明清代には“俅曲”、“曲人”と呼称されていた。
新中国成立後“独龍”という名称に統一された。
トールン(独龙)族は、20世紀中頃までは、その居住地が陸の孤島ともいうべき隔絶された場所であったため、その生活様式は原始社会の名残を色濃く残すものであった。
トールン(独龙)族は、大部分は狩猟と採集、焼き畑農業を主な生活手段としており、衣服も麻布や毛皮といったものしかなかった。
近年では手工芸が盛んで、特に“独龙毯(dú lóng tǎn)”という織物が有名。
■独龙毯
トールン(独龙)族は、現在でも原始社会末期の父系家族公社の特徴を保っている。女性は、1950年代までは、顔面に入れ墨をする風習が残っていたため、現在でも年配の女性には、“文面”という入れ墨が見られることがある。
トールン(独龙)族は、お客を招くことを非常に好み、通りすがりの見知らぬ人でも家に招き歓迎する。
また、信義を重んじる質素倹約な道徳意識を持っており、“道に落ちているものでも拾わず、夜間でも戸締りをしなくていい”というのが彼らの美徳として現在でも残っている。 |
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