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貴州省の伝統建築~族(トン族)~
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貴州省南部には少数民族の族(トン族)が暮らしていますが、別名木の民と呼ばれるほど木造建築の技術に優れています。金属は釘一本さえ使わず、ホゾ組みで木材を組み立てる手法をとっています。
その伝統建築に宅というものがあります。木造の欄干式住宅で、屋根や壁には杉板が使われており、塗装には桐油が使われています。

主に3階建てで、1階から3階までの通し柱を使った軸組工法で造られています。

各階には3間あり、1階部分では家畜を飼い、2階に仏間兼居間、台所と食堂、女性用の寝室、3階には男性用の寝室と客間、穀物貯蔵庫があります。

侗族の住居
族では、伝統的な「火塘文化」(暖炉文化)が守られていおり、家の2階部分には、兄弟の人数と同じ数の暖炉が造られ、炊事や湯沸かし、蚊遣り用にも使用されます。また煙に燻された家の骨組み、屋根や床は防虫作用があり、暖炉の上に吊るされる燻製の肉などは、長期保存が可能という便利な機能もあります。
寨鼓楼
族の集落には、民族団結の象徴として「寨鼓楼」という建築物があります。
一般的には奇数層を重積する塔状楼閣で、高さは20メートル余り、形状は4角形、6角形、8角形などがあります。

この辺りは周辺を高い山に囲まれた山岳地帯なので、集落共同体の多目的集会所や広場や舞台と対になったイベント施設若しくは社交場的コミュニティーセンターとして機能しています。

鼓楼外部

鼓楼内部
地縁的集落は複数の血縁的同氏姓集団によって構成され、それぞれの氏姓毎に鼓楼を建設、運営維持を行っており、ひとつの集落内に複数棟存立するのが通例です。塔の上部には鐘をつるし、集落会議の召集や、火災の発生など集落内の緊急通知に利用します。
■風雨橋
その他寨門(集落のゲート)、風雨橋など公共の建築物もあり、その芸術性の高さで評価されています。

風雨橋の歴史は古く、漢末から唐代にかけて盛んに建設されました。

風雨橋は橋脚ごとに鼓楼と同じ構造の楼閣を載せた磚瓦葺の屋根付木造橋です。

風雨橋外観

風雨橋内観
その分布は限られており貴州省東部と広西省三江県の山岳地帯の谷間に30橋ほどが現存しています。

集落縁部のいわばアクセスゲートの機能を持っています。鼓楼同様、人々の憩いやマーケット空間としての機能も併せもつ建築物です。

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