オロチョン族[鄂伦春 è lún chūn]

elunchun人口:約7千人。ツングース系。
居住地域:主に内蒙古自治区と黒竜江省の接するところにある大小興安嶺、特に内蒙古自治区フルンベル盟オロチョン族自治旗などに住んでいる。
言語:アルタイ語系、満州・ツングース語派、ツングース語に属するオロチョン族の言葉を使っている。
民族独自の文字は持っておらず、公用語は中国語。
歴史:オロチョン族の起源は北室夷人という説、また女真族という説もあるが、南北朝時代に黒竜江流域に居住していた“室夷人”と密接な関係があると考えられている。
歴史上の文献に初めて記載されたのは元朝のことで、『元朝秘史』に『林に住む民』とある。鄂伦春という名称が初めて記載されたのは、清朝初期の文献で、『俄爾呑』、『俄羅春』という名称で呼ばれていたが、後に鄂伦春と統一された。清朝康熙22年(1683年)には満州族の旗佐組織に編入され、騎馬隊として活躍した。


オロチョン族は、シャーマニズムを信奉し、祖先崇拝が盛んに行われている。

オロチョンとは「連峰の上に住む人たち」あるいは「トナカイを飼育している人たち」という意味。

以前は狩猟と漁業が中心の生活だった。

シラカバの樹皮を利用した手工芸品(衣服、靴、かご、桶、箱など)が有名。

毎年の6月18日に催されるかがり火祭りは、オロチョン族の伝統的な祭り。

異説だが、「オロチ」が「オロチョン」と関係があるとして、「八岐の大蛇(ヤマタノオロチ)」をオロチョン族と結びつける説がある。(出雲神話の神々が中国大陸や朝鮮半島からの渡来人で、その中に金属鋳造技術を持つ、於漏知族=オロチ族がオロチョン族という説。これについては現在調査中・・・。)

オロチョン族の住居

■オロチョン族の住居

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