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神話時代
『三皇五帝』

■三皇
伏羲・・・竜の体と人の頭を持つ男神で、在位は111年。八卦をまとめ、火を使った料理や婚姻制度などを人間に教えたとされています。

女娲・・・竜の体と人の頭を持つ女神で、伏羲の妹で妻。黄土をこねあげ360体の人間を創ったとされています。

神農・・・牛の頭と人の体を持つ男神で、炎帝とも呼ばれます。太陽神・農業神・医学の神であり、降雨も司りました。人間にに五穀、医学、商業や時間の概念をもたらしたといわれています。


■五帝
黄帝・・・「少典の子供で姓は公孫、名は軒轅。生まれたばかりでものが言え、幼年から智慧が回り、長じては物事に手あつく鋭敏、成人してからは万事に明るかった」と『史記』に記される中国神話上の最高神です。中華民族の祖とされ、暦・養蚕・衣服・家・舟・牛馬車・弓矢・文字・音律・医学などを発明したとされています。

帝颛顼(センギョク)・・・黄帝の孫で、黄帝に続いて帝位につきました。『史記』では「その人柄は物静かで奥ゆかしく、謀を秘めて物事に広く通じ、知識が深い」と記され、秩序を重んじ、鬼神を敬い、万人を教化するなど、徳治で知られます。神と人が自由に行き来していた天と地の通路を閉鎖したと言われています。

帝喾(コク)・・・黄帝のひ孫で、颛顼を継いで帝位につきました。『史記』では「生まれつき神霊で、生まれたばかりで自分の名前を言った。あまねく徳を施し万物を利したが、自らは利を求めず、賢くて先を見透し、智慧があり微少のことも洞察した」とあります。頭脳明晰・慈悲深い・音楽を愛する人柄で、人民に恩徳を施したとされています。

帝堯・・・帝喾の子としてその位を継ぐ。粗末な家に住み、質素な暮らしをして、つねに民のことを気にかけるなど、後代に理想の治世とされています。『史記』では「その人徳は天の如く、その知は神の如くで、富んでも驕らず、貴くしても侮らず、百姓をその才能に応じて分かち、万国を和合した」とあります。98年に及ぶ治世で、羲(ぎ)氏と和(か)氏に命じて暦象を主らせ、1年を366日12ヶ月に分け、3年に1回閏年を設け、人々に種まきと収穫の時期を教えました。

帝舜・・・冀州の出身で名は重華、黄帝の次子・昌意7代の孫にあたりますが、5代前から生家は貧しく、父は盲人、継母に苛められるなど不幸な少年時代を送ったと言われています。統治に苦労しつづけた堯に見出され、30歳のとき挙用された。50歳で天子の政務を摂行し、61歳で帝位と苦労とを受け継ぎました。在位39年で南方への巡行の途上で亡くなったと言われています。『舜に臣五人有て天下治まる』といわれ、禹、皋(こう)、陶(よう)、后稷(こうしょく)、契(せつ)、益が知られています。
 
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