新王朝を建てた満州族は、もとは女真族と呼ばれ、現中国東北地方の山地や森林に居住していた。女真族は12世紀に金国を建て、中国北部を支配していた。そのため明王朝は、建州(遼東の山地)・海西(松花江流域)・野人(黒龍江流域)の3部に分断し、直轄領である遼東平野の北端(開原撫順から鴨緑江の河口に至る線上)に辺牆(へんしょう)という土塁を築いて女真族との境界としていた。

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