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中国まるごと百科事典

上海市概要

中国語表記

shànghǎi

略称

滬 沪 hù

位置

東海の水際、陽子江の海の出口に位置している。

面積

5800平方キロメートル

気候

亜熱帯モンスーン気候に属し、年間平均気温は15.5℃。1月の平均気温は2?3.5℃、7月の平均気温は27?28℃ぐらい。

人口

約1,858万人。

市内区域

16区:黄浦区、盧湾区、徐匯区、長寧区、閘北区、静安区、虹口区、楊浦区、普陀区、浦東新区、閔行区、嘉定区、宝山区、金山区、松江区、青浦区

郊外の地区

3県:南匯県、奉賢県、崇明県

概要

直轄市の一つ。中国最大の商業、金融中心地。

2001年にはAPEC(アジア太平洋経済協力会議)が開催された。また、2010年世界博覧会の開催都市となった。

市内には陽子江、黄浦江、呉松江、蘇州河などの河がある。

観光スポット

玉仏寺、豫園、松江方塔、龍華風景区、天妃宮、酔白池、嘉定孔廟、匯龍潭、東方明珠タワーなどがある。

歴史

春秋時代は呉に、戦国時代は楚に属していた。

隋代には「華亭鎮」と称し、唐代には県がおかれた。

南宋時代の13世紀(1260年-1274年)「上海」という名称が初めて誕生。

西暦1292年、元朝が県をここに設置し、明の隆盛期1553年には倭寇対策のため上海城が築かれ、国家の紡績、手工業の中心になり、中国初の工場もできるなど、全国最大の綿紡都市となった。

その後、清時代の西暦1685年には上海税関が設置され、国際的な港としても発展を始めた。1842年、南京条約により、上海各地に租界が造られた。

1921年フランス租界の一角で中国共産党が誕生。

1925年には大規模な反帝国主義運動のさきがけとなる5・30運動、1932年の上海事変などを経て1949年5月、人民解放軍が入城し上海市人民法院政府が成立。

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