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二十四節気:芒種

芒種とは、稲の穂先のように「(のぎ=とげのようなもの)」のある穀物の「まき」をする頃という意味です。
2025年は6月5日です。(参考:国立天文台 令和 7年(2025) 暦要項

ちょうど梅雨に入る頃で、雨が多く降り、気温も高くなり、じめじめと蒸し暑い日が多くなるので、体内の熱や余分な水分を発散しにくくなります。
そのためにだるくなったり気持ちが落ち込んだりしやすくなります。

東洋医学では「脾は湿を嫌う」という言葉がありますが、ここで言う「脾」は、「脾臓」ではなくて「消化器官」を指すそうです。
暑くなってくるこの時期は冷たいものを摂りがちですが、それで消化器官に負担がかかってしまうということも。

水分が多くて体の熱を外に出してくれる野菜や果物:きゅうり、トマト、なす、冬瓜、マンゴー、パイナップル、すいか、バナナなどは、身体のほてりやむくみ解消にも役立ちます。

消化吸収力が弱くなりやすいこの時期は、肉類はひかえめに、アジ、鮎、穴子、マグロ、カキ、アワビなどの貝類、イカ・タコ類などの夏に旬を迎える魚介類がオススメです。

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