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中国まるごと百科事典

山西省概要

中国語表記

shānxī

略称

晋 jìn

省都

太原 tàiyuán

位置

中国北部、黄土高原の東部に位置する。

面積

15万6000平方キロ

気候

人口

約3,393万人。回、蒙古、満州族等の少数民族が住んでいる。

主な都市

大同、長治、臨汾、平遥、など。

概要

北は万里の長城、東は太行山脈に囲まれた黄土高原など黄土に覆われた山や丘陵などの高地が省面積の72パーセントを占める。恒山(北岳)、五台山などの名山も多い。省名の山西は太行山脈の西にあることから。

『石炭と鉄の里』といわれるほど、豊富な地下資源に恵まれている。鉄鋼、重機、自動車、化学工業が発達し、麦、トウモロコシ、高粱、柿、葡萄などの生産も盛ん。

『刀削面(dao xiao mian)』、『尖面(ti jian mian)』など独特の作り方の麺が有名。

市内には汾河、沁河、三川河、昕水河、桑幹河などがある。

観光スポット

国家歴史文化名城:太原市、平遥県、代県、祁県、新絳県。五台山、雲崗石窟、襄汾丁村人遺跡、陽高許家窟など旧石器時代の遺跡。

歴史

旧石器時代から集落があり、中華民族発祥の地と言われている。

古代は并州に属する。春秋時代は晋国がここに都を定めていた。略称の晋は、晋国があったことに由来する。

618年、唐の開祖・李淵が太原で挙兵、後唐、後晋、後漢が太原に都を定め、『北京』と称した。

元代には大陸支配の拠点となり、明・清代には中国随一の商都として栄えた。

戦国時代は「趙地」、秦代に「太源郡」、漢代に「并州」、唐代に「河東道」と呼ばれてきた。元代に入って「山西」と称する。清代に山西省となった。

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