二十四節気:小寒

xiaohan小寒は一年の二十四節気の中で最も寒い節気です。
「小寒」を「寒の入り」とも言います。この後、1年中で最も寒さが厳しい「大寒」(今年は1月20日)を経て立春となります。(立春の前日が「節分」です。)
「寒の内」というのは、「小寒」から「節分」までの約1カ月間を指し、「寒明け」は、「寒」が終わって立春になることをいいます。

中国には「冬至」から「九を数える」という習慣があり、九日間ごとに合わせて九つの区切りがあって、合計81日間で春が来るという考え方があります。「春節」や「元宵節」を越えて、だいたい3月20日ごろが81日目にあたります。
「九九:81日間」のうち、「三九」は冬至から数えて3番目の九日間で1年でも最も寒い時期とされていて、この中に小寒があります。

民間では「九九歌」というのが伝わっています。
一九二九不出手:一九、二九になると手が伸ばせないくらい寒くなり
三九四九河上走:三九、四九になると河も氷で覆われる
五九六九沿河望柳:五九、六九になると川沿いに立って柳を見て
七九開河,八九雁来:七九になると河の氷が解け、八九になると燕がやって来る
九九又一九,耕牛遍地走:九九が過ぎると、農耕牛があちこちで目に付くようになる

広い中国ですから、同じ三九、四九の頃でも、東北地域では犬が凍死すると唄いますが、長江下流域では、犬の糞を掃除する光景がそこらじゅうで見られると唄うなど「九九歌」にも色々あります。

昔から「三九厳冬の侯に補えば、来年は病痛なし」という言い方があります。
人々は春、夏、秋のほぼ一年の消耗で、臓腑の陰陽の気血が衰え始めるので、小寒の頃にほどよい栄養補給をすれば、気血津液を補い、厳寒の侵入を抑え、翌年の病気を予防し、半分の労力で倍の養生効果をあげることができるという意味です。

小寒の頃には温の性質をもつ食物で腎を暖めて栄養を補給します。これを『以补养肾气』と言います。もっともよく使われるのは、当帰と生姜で、その他代表的な食物に、豚肉、羊肉、タウナギ、スッポン、スルメイカ、アサリ、クルミの実、ナツメ、ゴマ、ヤマイモ、蓮の実、ユリ、クリなどがあります。

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