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遼寧省概要

中国語表記

辽宁 liáoníng

略称

遼 辽 liáo

省都

瀋陽 沈阳 shěnyáng

位置

中国東北地区の南部に位置している。この省の東南部は北朝鮮と隣接している。

面積

15万平方キロメートル
年平均気温
7.8℃。

人口

約4,298万人。朝鮮、満、回、蒙古、シボなどの少数民族が住んでいる。

主な都市

大連市、鞍山市、撫順市、本溪市、丹東市、錦州市、葫芦島市、阜新市、遼陽市、鉄嶺市、朝陽市など。

概要

北海の真珠と呼ばれる美しい港町。

交通が発達している重要な工業地域で、冶金、石炭、機器製造、化学工業、造船などが盛ん。

また、穀物、落花生、果物、漢方薬材、毛皮、柞蚕糸、水産物が豊富。

遼河などの河がある。

観光スポット

瀋陽の故宮、安山の千山、本溪水洞、遼陽白塔、薩尓湖風景区などがある。

歴史

6000年前の新楽遺跡の発見により、この地に古代文明が栄えていたことが判明した。

戦国時代には燕国に属し、秦では遼東、遼西等の郡を設置。

漢代には幽州の領土で、唐代に安東都護府、河北道がおかれた。

遼・金代には上京、東京、中京に所属、元代には遼陽行省がおかれた。

清代には都市が造られ、「盛京」と称し、清末には「奉天省」と改称された。

1905年日本軍の支配下に入り、満州の玄関口となる。

民国時代の1929年、「遥かな川の流れが永久に穏やか」という意味の「遼寧」と名付けられた。

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