コンテンツへスキップ

中国の基本情報、歴史、文化、少数民族など中国のあれやこれやがまるごとわかる!
中国地図無料ダウンロードもあります!

二十四節気:穀雨

4/20頃は「穀雨」

春雨降りて百穀を生化すれば也

春の最後の節気で、「穀物を潤す春の雨」という意味が込められています。
「清明になると、雪が降らなくなり、穀雨になると、霜が降りることもなくなる」という諺があります。

春の終わりに降るこの時期の雨は、田畑を潤し、稲や麦などの穀物の成長を助ける恵みの雨とされてきました。
中国のほとんどの地域では穀雨以後はの気温の上昇が速くなり、降雨量が多くなり始め(夜中に雨が降り、日中は晴れる)、五穀がすくすくと成長する時期です。
茶摘みの季節も近づく時期です。

この時期は、気温の上下差が大きく、湿気も増加し始めるので、体内に余分な水分が溜まりやすくなったり、「気」が滞りやすいので、イライラや不眠、目の疲れが出やすい時期です。

そのため、春の「肝(かん)=肝臓」に加え、脾(ひ)=消化吸収の臓器へのケアが重要になります。

そんな時には、
・香りの良いセロリ、春菊、三つ葉
・苦みがある筍、蕗
・肝機能をサポートしてくれるしじみやあさり
・利水効果のある小豆、冬瓜、きゅうり、はと麦
などがオススメです!

コメントを残す