中国語表記
héběi
略称
冀 jì
省都
石家庄 shíjiāzhuāng
位置
中国華北平原の北部に位置していて東部は渤海に臨んでいる。直轄市の北京・天津を囲むようにある。
面積
19万平方キロメートル
気候
温帯大陸性モンスーン気候に属し、1月の平均気温は3℃ぐらい、7月平均気温は18℃?27℃ぐらい。
人口
約6,943万人。回、満、モンゴル、朝鮮、チワン等の少数民族が住んでいる。
主な都市
唐山市、邯鄲市、XingTai市、保定市、張家口市、承徳市、秦皇島市、滄洲市、廊坊市、衡水市など。
概要
トウモロコシ、高粱などの食料と綿花の生産で有名。また、漁業、鉄鋼、陶磁器なども盛ん。
北部には万里の長城の起点「山海関」、南部には避暑地として名高い「北戴河」もある。また、渤海湾沿いの都市「秦皇島」は良港として有名。
観光スポット
承徳の避暑山荘、秦皇島、山海関、北戴河、保定古蓮花池などがある。
歴史
夏王朝禹の時代に九州の一つとなる。
春秋戦国時代、北部は燕の国に、南部は晋の国に属した。漢時代は幽、冀洲に所属。三国時代は魏の国の領土となり、唐代には河北道に所属した。
宋代に東路と西路が置かれ、元代に中書省、京師などに所属、明代に入り北直隷省、清代に直隷省となった。
1928年河北省と名づけられた。
その位置が京師の周囲になっているので、京畿とも呼ばれている。