緑茶 中国におけるお茶の生産量の80%を占めます。 細かな製造の違いで分類すると、製造の全てを釜の中で行う『炒青緑茶』、ドライヤーを使わず天日干しで乾燥させる『晒青緑茶』、拱焙という方法で乾燥させる『拱青緑茶』があります。 工 続きを読む »
中国茶の種類 中国茶は、その発酵度合いによって呼び名が変わりますが、それぞれの発酵段階での茶葉の色から名前がつけられています。 分類 発酵 一言 代表銘柄 緑茶 不発酵 中国茶の総生産量の80%が緑茶。 龍井茶・碧螺春・黄山毛峰 白茶 続きを読む »
茶書 茶経 唐代、お茶の神様と呼ばれる陸羽の著書。公元七五八年前後に書かれた、世界最古のお茶の本。 三巻(上、中、下の3巻)十節からなり、植物学、農芸学、生態学、生化学、薬理学、水文学、民俗学、史学、文学、地理学、鋳造および製 続きを読む »
中国茶の歴史 中国はお茶の故郷であり、お茶が人々の口に入ったのは、世界最古とされるお茶の神様『陸羽』の著書『茶経』では、紀元前2700年頃までに遡ります。また、神農が茶葉を使って病気を治した、という記述も残っています。 喫茶の起源 お 続きを読む »
味と調味料 味 【味道wèidao】 咸 xián 塩からい 甜 tián 甘い 酸 suān 酸っぱい 辣 là 辛い(唐辛子の辛さ) 麻 má しびれる(胡椒の辛さ) 苦 kǔ 苦い 香 xiāng 香ばしい 調味料 【?味品t 続きを読む »
調理法 調理法の中で、料理の出来を最も左右するのが加熱方法です。 火の強弱、汁の多少、油の扱い方など、細部にわたってさまざまに分類されています。 加熱方法 【火工 huǒ gōng】 炒 chǎo 強火で炒める 爆 bào 強火 続きを読む »
湖南料理 特徴 湘江流域、洞庭湖周辺、湖南省西部の山間地帯の料理を代表として発達してきました。 酸味と辛味が強く、燻製肉や油を多く使った料理が特徴です。 調理法 塩漬け肉、魚、燻製、蒸し焼き、蒸し物、煮込み、揚げ物、油炒め 代表料 続きを読む »
浙江料理 特徴 杭州、寧波、紹興、温州などの地方料理を代表として発達してきました。淡白で香りが強く、歯ざわりのよさが特徴です。 浙江は魚や蝦類の産地で、有名な観光名勝地であるため、有名料理も多く、造りも精緻で変化にも富んでいます。 続きを読む »
江蘇料理 特徴 南北朝時代に発祥し、唐宋以降は浙江料理と覇を競って“南方食”の二大大黒柱となりました。蘇州、揚州、南京、鎮江の地方料理を中心に構成されています。 あっさりとした甘味のある塩味が特徴で、素材の味を生かした味付がされて 続きを読む »
福建料理 特徴 福建料理は福建省?候県に起源を発し、福州、泉州、アモイなどの地方料理を代表として発達してきました。辛さが控えめで淡白な食べやすい料理です。 福建は東南の沿海に位置しているため、ハモ、アゲマキ、イカ、イシモチ、ナマコ 続きを読む »
山東料理 特徴 明、清時代に宮廷料理の主流となった料理で、北京、天津、東北の各地の料理に対して大きな影響を与えました。清湯と呼ばれる澄んだスープや?湯と呼ばれるクリームスープが有名です。 肉や魚貝の臭みを取るために、香辛料をふんだ 続きを読む »
四川料理 特徴 物産豊富な「天府の国」・四川盆地にはぐくまれ、年中霧が立ち込める特殊な気候風土を背景として四川独特の麻辣の味が生まれました。麻は痺れるような山椒の味、辣は唐辛子の辛い味のことで、さらに油を大量に使った脂っこい味付け 続きを読む »
広東料理 特徴 中国料理の中でも「食は広州にあり」と言われ、最も有名な料理として認識されていて、広州を中心に発展した広州菜、客家の料理である東江菜、潮州スワトウ地区で発展した潮州菜が有ります。 世界各地へ渡った広東人の華僑により、 続きを読む »
上海料理 特徴 蘇州、杭州、揚州など江南各地の料理を集大成したものが上海料理です。この地域は長江の下流で海に近く湖沼が多く、エビ、カニ、魚が豊富です。また、中国有数の米作地帯を控え、美味しい米と紹興酒などの産地もあります。 麺など 続きを読む »
北京料理 特徴 ベースは淡白な味の山東料理です。昔から北京のコックは山東省出身者が多く、彼らの技が北京人の舌を肥やしてきました。北京は元・明・清の都として栄え、王朝が変わるたびに持ち込まれた各地の名菜が多彩な北京料理を生み出したの 続きを読む »
中国の茶器 茶器、中国語では『茶具』といいます。古代には、中国でも『茶器』と呼ばれていました。 歴史上、最も古く『茶具』の名称が登場したのは、前漢の時代です。その頃は金・銀・玉などが材料でした。隋代以降、青銅が主流になり、唐代に入る 続きを読む »
中国酒・白酒 茅台酒 [貴州省] アルコール度数は55度。 300年以上の歴史を持ち国酒として認められている銘酒です。 小麦を麹にして厳選された高粱を原料としています。発酵と蒸留を数回繰り返し9ヶ月間醸造する、1500年以上の歴史ある 続きを読む »
中国酒・黄酒 紹興酒 [浙江省] アルコール度数は17度前後。 浙江省で採れた糯米に紅麹を加えて造ったお酒で、乾酒と甜酒があります。 乾酒 元紅酒 アルコール度数は15?16度。 もっとも歴史の古い伝統的な製造法で造られたもの。 加飯 続きを読む »
中国酒の種類 黄酒(黄酒) 主に米、麦、とうもろこしなどの穀物を原料に、麹の 力で糖化、発酵させて造られる醸造酒です。 濃黄色をした酒色が多いことから「黄酒」と呼ばれます。 老酒の語源は「永年貯蔵した古酒」で、中国では老酒(ラオチュウ 続きを読む »
中国酒 中国の酒造りの歴史は世界で最も古く、一説には商(殷)・周代に始まり3000年以上の歴史があると言われています。 また朱翼の記した『酒経』には夏王朝時代の官僚・儀狄が桑の葉で包んだご飯を発酵させて作った酒を“禹”に献上し、 続きを読む »