基礎 外感 六気と六淫 六気 大自然の気象の状態をあらわすのに、風、寒、暑、湿、燥、火という6つの気象現象をとらえ、これらをまとめて「六気(ろっき)」といいます。 季節 期 間 季節の特徴 気象 春 2月~4月 温かくなり始める季節で、春温とも 続きを読む »
季節と暦・歳時記 二十四節気:小満 5月21日は「小満」。 夏の2番目の節気で、『万物が次第に成長し始め、穀物も登熟する頃』です。 気温も湿度も高くなってきますが、まだ朝晩と日中の気温差は大きく、寝冷えなどに注意が必要な時期でもあります。 中国医学では、小 続きを読む »
季節と暦・歳時記 二十四節気:立夏 5月6日は旧暦の立夏。立夏は春に別れを告げ、夏の日の始まりだということを示しています。 『礼記・月令』篇には立夏について、「ケラとキリギリスが鳴くと、ミミズが姿を現わし、キュウリが生長し、ノゲシが穂を出す」と書かれていま 続きを読む »
季節と暦・歳時記 二十四節気:小寒 小寒は一年の二十四節気の中で最も寒い節気です。 「小寒」を「寒の入り」とも言います。この後、1年中で最も寒さが厳しい「大寒」(今年は1月20日)を経て立春となります。(立春の前日が「節分」です。) 「寒の内」というのは、 続きを読む »
豚肉の効能 性質 四気:平 五味:甘 帰経:脾・胃・腎 効果 腎臓の機能を高め、血液を補い、乾燥を潤す作用があります。 こんな病気の時に食べましょう 貧血、腎臓機能の低下、喉の渇き、乾いた咳、便秘、乾燥肌 こんな場合は食べないように 続きを読む »
カボチャの効能 性質 四気:温 五味:甘 帰経:胃 効果 気の流れを良くし、消炎止痛、解毒、糖の代謝を上げる、渇きを止めるなどの作用があります。 こんな病気の時に食べましょう 長期間に及ぶ病気療養、気虚、虚弱体質、胃弱、イライラ、倦怠感 続きを読む »
食養生:食材の効能 しいたけの効能 性質 四気:涼 五味:甘 帰経:胃 効果 肝臓・腎臓の働きを補い、胃を丈夫にします。また気血の流れを正常にし、自律神経を調整します。解毒、抗腫瘍作用もあります。 こんな病気の時に食べましょう 食欲不振、虚弱体質、尿漏れ、 続きを読む »
白菜の効能 性質 四気:寒 五味:甘 帰経:肺 効果 胃の働きを補い、渇きを解消します。また利尿作用や便通を良くする作用があり、解熱作用もあります。 こんな病気の時に食べましょう 風邪、百日咳、消化性潰瘍出血、発熱、咳、咽頭炎、声枯 続きを読む »
季節と暦・歳時記 二十四節気:立春 立春は24節気の1番目でとても大事な歳時とされています。 立春の『立』には『始まり』という意味があり、『立春』とは、この日から春が始まるという意味です。 中国では、3000年前に既に春を迎える儀式があり、立春に農業を取り 続きを読む »
季節と暦・歳時記 二十四節気:大寒 旧暦では大寒は一年の最後の節気です。 『運』や『気』の循環が変化を始める時期として、養生にとって非常に重要な時期とされています。 清代の『真州竹枝詞引』の記載では、「肉鶏魚鴨を腌する(塩漬けする)、曰く、年肴、煮て歳を迎 続きを読む »
季節と暦・歳時記 二十四節気:冬至 今日は「冬至」です。中国では重要な節気で、『冬至節』とも呼ばれ、約2500年前の春秋時代には冬至の日が決められていたと言われています。 漢代には、宮中で「賀冬」と呼ばれる祝賀儀式が催され、今で言う冬休みを取ったと言われて 続きを読む »
二十四節気:立冬 11月7日は二十四節季の立冬でした。この日から冬が始まります。 中国的考え方では、立冬になると『陽の気が衰え、陰の気が盛んになるため、草木がしおれて、万物の活動が休止に向かって冬眠状態に入る。そのため、冬の間は鋭気を養っ 続きを読む »
二十四節気:小暑 7月7日は小暑 (しょうしょ)です。 梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まる頃で、集中豪雨のシーズンでもあります。 小暑の季節になると、気候が非常に蒸し暑く(??)、いらいらして落ち着かなくなります。 続きを読む »
二十四節気:春分 3月21日は二十四節気の春分です。この時期(立春から清明まで)は草と木の芽生え、生長の時期で、人も血液やホルモンの働きが盛んになります。そのために、アレルギー性の病気やホルモンバランスも乱れがよく起こります。 続きを読む »
二十四節気:雨水 今日2月19日は雨水(うすい)です。 雨水(うすい)とは、東風が凍を解して氷と雪が全て解けて水になり、変化して雨になる、という意味で、雪が降りしきり骨にしみるような寒さはだんだんなくなり、春風が吹き、氷と雪が解けて、湿っ 続きを読む »
気・血・水(津液) 気・血・水(津液)とは? 「気」は人間の生命活動を維持する力です。「血」は各臓器や組織に栄養分を与え、「水(津液)」は全身を潤します。「血」は「気」によって全身を巡り、「気」は「血」から栄養分を与えられてその力を発揮しま 続きを読む »
基礎 陰陽 陰陽とは、世のなかの事象がすべて、それだけ独立してあるのではなく、陰と陽という対立した形で世界ができあがっていると考える原理です。 一切の事物すべてがもっている対立的事象で、どのような事物もすべて陰陽対立の矛盾性があり、 続きを読む »
病気の原因 中国では、古代から病因を様々な方法で分類してきました。 とくによく使われていた病因の分類に、体外の原因である「外感」と体内の原因である「内傷」の2つに分類する方法があります。 外感には六淫・疫痢・外傷・虫獣傷・寄生虫など 続きを読む »
基礎 五臓六腑 臓腑とは身体のいろいろな機能を系統立ててとらえたもので、五つの臓と六つの腑があります。 これを総称して、五臓六腑といいます。 五行 木 火 土 金 水 陰 五蔵 肝 心 脾 肺 腎 陽 六腑 胆 小腸 胃 大腸 膀胱 三 続きを読む »
基礎 五行 五行説は中医学の理論を支える自然観の一つで、中国独自の自然哲学です。 自然界のすべての物や現象を、生活に関係の深い「木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)」という5種類の要素の特性や、相互関係、運動からと 続きを読む »